Pure social skills club
発達障害・自閉スペクトラム症のお子様の認知レベルや相性などを考えて小グループを編成。友達との関わりの中で、コミュニケーション力や人との関わり方の方法(ソーシャルスキル)などを身につけていきます。
クッキング、工作、外出、いっしょに食事など、何をするのかをお子様たちが話し合って決め「自分で選んで活動する」ことが基本です。その自己選択、自己決定の力を高められるよう、一人ひとりに合わせた工夫を行っていきます。
活動を通じて、ルールを守る、順番を待つ、友達と協力し合う、友達とのコミュニケーションを図る、感情を抑制しコントロールするなどといったスキルを学びます。マンツーマン療育で学んだことを、この集団の中で応用できる力も高めていきます。
集団で活動したからといって、対人社会性が自然と身につくわけではありません。スキルをしっかり身につけられるよう、お子様の特性に合わせた構造化のアイデア(見える化した工夫)を用いて、ソーシャルスキルトレーニングやコミュニケーションスキル、ライフスキルの支援を行います。
「ルールを守ることができた!」「適切な方法でコミュニケーションをとることができた!」「他の子に暴言ではなく応援ができた!」など、お子さんの良い行動にシールなどを用いて、視覚的に褒めていきます。自信が高まっていくと、お子さん自身が「良い行動をしよう!」という動機付けや「新しいことに取り組んでみよう!」というチャレンジ精神などに繋がります。
寒天を使った感覚遊びや、キーホルダー作り、キャンドル作りやハロウィンでのお化け屋敷作りなど、工作や感覚遊びを提供しています。楽しいグループ活動の中でも、PECS®(絵カード交換式コミュニケーションシステム)や、リマインダー、筆談などを用いて自分の想いを伝えます。
ボードゲームや自分たちで考えた遊びなどを行っております。ゲームを通して遊びながら「提示されたルールを守る」「みんなと協力し合う」「勝ち負けでの感情をコントロールする」など、ソーシャルスキルを身につけられます。
施設内にあるプレイルームで、トランポリンやトレーニングマシーンなどを使用し、みんなで運動をしています。体をたくさん動かすことで、感覚入力にもなります。また、集団活動の中で必要な"待つ"練習などもしています。
公園や、グループで飲食店でのお買い物、外食などに行っています。個別療育で学んだマナーやルールを集団活動の中でも活かし、周りを意識して「並ぶ・待つ・順番を守る」などの練習を行っています。