Greeting
理事長 檜尾めぐみ
NPO法人発達障害サポートセンターピュアは、発達障害をもつたくさんの子どもたちに「伝わる喜び」「分かり合えるうれしさ」「つながり合って生きる幸せ」を感じてほしいという強い願いから生まれました。
わたしたちが行っているサポートは「本人中心の支援」です。障害者支援では、障害をもつ本人の希望より、ご家族の方々が「こうなってほしい、これができるようになってほしい」という希望が先立つことがよくあります。わたし自身、発達障害の子をもつ母親なので、そういったご家族の気持ちは痛いほどわかります。しかし、障害をもつ人が主体性をもって社会と関わっていくためには、ご本人自身が「やりたい」を伸ばすことが重要だと考えています。
発達障害のある方は、問題の現れ方が一人ひとり違います。その表面的なところに着目するのではなく、強みを伸ばし、弱みとなるところをカバーする支援と技術をご提供しています。いまでこそ発達障害は世に知られはじめていますが、なかなか気づかれにくく、分かりづらい一面があります。ですが、周囲からの理解と適切な支援が得られれば、障害を「障害」ととらえることなく、「個性」として生かせる方もたくさんおられます。
私たちの強みは、乳幼児期や学齢期といったこども期だけでなく、子どもから大人になる青年期、さらには社会とつながる成人期、社会の中で生涯を送る壮年期と、途切れることなく支援をご提供できる「一貫支援」の仕組みを構築しているところです。この仕組みや手法を、ピュアだけで独占するつもりはありません。全国に広げ、あちこちで活用していただきたいと思っています。そうすることが、発達障害に悩む人を助けることになると信じています。
もしもピュアの仕組みや手法を必要としている人がいたら、喜んでお届けしたいと思っています。ともにつながり生きてくれるスタッフ、地域の方々、保護者や家族の方々、こうしたさまざまな皆さまと手を結び、ピュアの輪を大きく広げていきたいと考えています。
平成20年度 | 東大阪市発達障害児(者)支援システム構築プロジェクトモデル事業検討委員 |
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平成20年度 | 東大阪市第2期障害福祉計画・新障害者プラン後期計画策定・懇話会委員 |
平成21年度 | 東大阪市発達障害児(者)支援の在り方検討会委員 |
平成22~25年度 | 東大阪市自立支援協議会発達障害就労部会分科会委員 |
平成23年度 | 東大阪市第3期障害福祉計画策定懇話会委員 |
平成23年度 | 東大阪市自立支援協議会子ども部会分科会委員 |
平成23年度 | 東大阪市第3期障害福祉計画策定懇話会委員 |
平成23~26年度 | 東大阪市自立支援協議会子ども部会発達障害サポートシート分科会座長 |
平成25年度 | 東大阪市障害者計画策定懇話会委員 |
平成26年度 | 東大阪市第4期障害福祉計画策定懇話会委員 |
平成26年度 | 東大阪市自立支援協議会発達障害部会準備会委員 |
平成27〜30年度 | 東大阪市自立支援協議会発達障害部会部会長 |
平成29年〜 | 東大阪市中小企業振興会議委員 |