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理事長のあいさつ

理事長 桧尾めぐみ 

 

≪26年度事業報告≫

 発達障害サポートセンターピュア(以下ピュア)は、26年度末で、法人を設立し満9年になりました。来年度は10年という大きな節目を迎えることになります。これまで順調に事業が発展し、成長し続けることができたのは、皆様からのあたたかいご支援やご協力などの恩恵を受けてきたお蔭です。私達は、感謝の気持ちを忘れずに、皆様のご期待に応えることができる法人であり続けたいと思います。

 平成26年度の大きな出来事といえば、東大阪市発達障害相談支援事業を受託することができたことです。東大阪市では、発達障害にまつわる取り組みの歴史として、平成19年度に大阪府から「発達障害児(者)支援モデル事業」を受託し、平成20年度には厚生労働省の研究事業「発達障害児(者)支援システム構築プロジェクト」を受託するなど、早くから重要課題と位置付けて、行政と民間の支援機関が連携していくシステム構築を目指して活動してきました。今年度、東大阪市議会がようやく発達障害に特化した相談支援センターが必要であると認めて下さり、予算がつきました。そこで、市が事業を民間委託するための公募が行われ、公募の結果、ピュアが受託させていただくことになったという運びになります。事業開始の8月1日から3月末までの8か月間で、すでに延べ530件もの相談が上っています。この現状を鑑みても益々ニーズが高く課題の多い事業であると言えます。

 今年度の行政との協働事業につきましては、第4期東大阪市障害福祉計画策定に委員として参画し提言させていただいたこと、また東大阪市自立支援協議会において発達障害サポートシート検討分科会や、27年度より新設されることになった発達障害支援部会準備会にそれぞれ籍を置き、様々な課題検討や今後の方向性についての議論の場に参加させていただきました。

 私達は、地域に根ざしたかかわりを重視しています。ピュアの事業方針である「発達障害の人々が、乳幼児期・学齢期・成人期にわたるライフステージのつなぎ目で、必要な支援が途切れることのないように、一貫した支援体制の構築を目指す」ことを目的としているように、ピュアでは、幼児期・学齢期を対象とした療育支援事業、成人期を対象とした就労や自立生活支援事業、またお一人お一人のニーズを聞き取り、ご本人中心のきめ細やかなケアプランを作成するための相談支援事業、これら三つの事業が柱となっています。ご利用者様が地域で自立して暮らしていけるためには、トレーニングによって学んでいただいたスキルを社会資源を活用しながら地域生活の中に活かしていくことで、ご本人の望む生活が実現すると考えています。

 我が国は国連の障害者権利条約にようやく批准し、それに基づき平成28年4月に障害者差別解消法が施行されます。社会が障害者に必要な合理的配慮を行わないことは差別となることから、私達は社会に向けてより一層の理解啓発に力を入れていかなければなりません。
私達の理念は「発達障害の人々が、地域の中であたりまえに暮らしていける社会を実現する」ことを掲げています。障害者と地域社会が共生する街づくりを実践し、モデルとなるよう、全国に発信していきたい考えでいます。今後も社会に貢献できる法人であるために、更に研鑽を積み、質の高い支援技術を提供していく所存です。

2015年4月
理事長 檜尾めぐみ

 

≪理事長 桧尾めぐみ プロフィール≫

【経歴等】
・NPO法人発達障害サポートセンターピュア 理事長・センター長
・大阪PECS研究会 代表
・自閉症スペクトラム支援士
・相談支援専門員

 

【東大阪市との協働事業等】
・平成20年度      東大阪市発達障害児(者)支援システム構築プロジェクト
・モデル事業検討委員
・平成20年度      東大阪市第2期障害福祉計画・新障害者プラン後期計画策定・懇話会委員
・平成21年度      東大阪市発達障害児(者)支援の在り方検討会委員
・平成22~25年度    東大阪市自立支援協議会発達障害就労部会分科会委員
・平成23年度     東大阪市第3期障害福祉計画策定懇話会委員
・平成23年度     東大阪市自立支援協議会子ども部会分科会委員
・平成23年度     東大阪市第3期障害福祉計画策定懇話会委員
・平成23~26年度    東大阪市自立支援協議会子ども部会発達障害サポートシート分科会座長
・平成25年度     東大阪市障害者計画策定懇話会委員
・平成26年度     東大阪市第4期障害福祉計画策定懇話会委員
・平成26年度     東大阪市自立支援協議会発達障害部会準備会委員
・平成27年度     東大阪市自立支援協議会発達障害部会部会長

 

【学会発表】
●日本自閉症スペクトラム学会
・平成19年「AAPEPによるアセスメントと自閉症のコミュニケーションについて」
・平成22年「自閉症の青年期(自発的なコミュニケーション手段の獲得による
プロンプト依存からの脱却)」
・平成23年「NPO法人による自閉症スペクトラム児への自立生活支援~子ども主
体のプログラムによる家庭や地域での自立を目指して~」
・平成24年「激しい自傷行為がある自閉症スペクトラム児へのPECSの応用」
・平成25年「指示待ち傾向の高い自閉症青年へのコミュニケーション支援
~学齢期から成人期において、地域社会での一貫した支援を~」

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